お子さんの治療について
（3歳以上）

いつもありがとうございます。院長の小佐々です。お子さんのむし歯治療についての注意事項を記載致します。大事なことになりますので、治療前にご一読ください。

①治療トレーニングを行います

当院では押さえつけて無理に治療は行いません。じっとしていないと正確な治療は行えず、再治療になる可能性が高くなるのを防ぐためです。ですが、小さいお子さんにとって、むし歯治療は精神的に負荷がかかる作業です。自律して治療に臨めるように、当院では治療を行う前にトレーニングを行い、段階を踏んで治療に進んでいきます。治療まで少し回数がかかりますがご理解ください。

②基本的に麻酔をします

むし歯治療をしている時に痛みが出てきて、それを我慢することは大変苦痛です。そのような負担をお子さんにかけないように、また、痛みによる治療中断の可能性を極力減らすように、むし歯治療は基本的に局所麻酔を行います。（その子の状態を見て判断致します）
麻酔をすると2時間前後（個人差があります）痺れた状態なので、くちびるやほっぺたを噛まないように注意してください。

③ラバーダムを行います

当院ではむし歯治療でラバーダムというゴムのマスク（右図）をお口にかけます。これはクランプという器具をつかってゴムを歯に引っ掛け、装着します。
メリットは
・舌や頬を傷つけない。切削器具から守る。
・唾液によって治療部位が汚染されない。
・治療のスピードが格段に早くなる
・再度感染するリスクを大きく抑える
お子さんの治療の質が向上しますので、ラバーダムは3歳以上のお子さんで局所麻酔がでれば、基本的に装着させていたいただきます、お口で呼吸がしにくくなるので、もし、鼻詰まりがあるお子さんは事前にお申し付けください。
こちらも練習をした上で装着させていただきます。

※注意事項

お家で「歯医者を怖いところ」という言葉がけはやめておいてください^^;
「そんなことしてたら歯医者さんでドリルで削ってもらうよ！」などというと「歯医者＝怖い」というお子さんにイメージがついてしまい、なかなか治療が進まないことがあります。「今日ドリ
ルするの？注射するの？」と聞かれても、「歯医者さんに聞いてみようね」とお伝えください。

大事なお子さんのお口の治療です。私達も精一杯尽くしますので、ご協力とご理解の程、よろしくお願いいたします！

こささ歯科こども矯正クリニック
小佐々　康