赤ちゃんの歯ブラシ 後編

みなさん、こんにちは❗

京都市北区、北山の小佐々歯科診療所の副院長の康です👨‍⚕️

今回は赤ちゃんの歯ブラシについての後編ということでお話ししていきます。

まだ前編を見ておられない方は是非読んでみてください ➔「赤ちゃんの歯ブラシ 前編」

前回で、

  • 赤ちゃんにむし歯菌を移さないこと
  • 砂糖を摂取させないことに気をつける

そうすると赤ちゃんの段階ではむし歯にはならないとお伝えしました

そして赤ちゃんの時の歯ブラシは違う目的のためにあり、

それは

  • 親子のコミュニケーション
  • お口を触られるのに慣れさせる

ことだとお伝えしました。

では今回はそこのところを詳しくお話しさせていただきます。

前回でも書きましたが、

「歯ブラシって大変だわ…」

と思っておられる方に是非読んでいただき、歯ブラシの時間を楽しい時間になっていただければと思います😊

そして赤ちゃんではなくても、なかなか歯ブラシをさせてくれないお子さんにも共通するお話しになっています

是非最後まで読んでみてください!

(ここで「赤ちゃん」とは生後1歳未満の子ということにします)

お口を触られることに慣れさせる

お口の中はすっごく敏感です。

髪の毛一本入っても「なんじゃこりゃ」というお顔になってしまいますよね

これは赤ちゃんでも同じです!

想像してみてください。

それだけ敏感なところに

わけのわからない固くてトゲトゲしたものをつっこまれて、なんかガシガシされる

赤ちゃんにとっては

(なんじゃこりゃ!)

それはもう大人でも「ギャー!」ですね

歯ブラシをする側は、「歯ブラシをしないと!」という気持ちが強いほど、される側の感覚から離れてしまいます。

なので、まずはリラックスしましょう!無駄な力が入らないように!

そして、いきなりお口の中を触ろうとするのではなく、まずは体を触られることに慣れさせることから始めてみてください

  • だっこして撫でてあげる
  • ベビーマッサージをする
  • お風呂で体を洗ってあげる
  • こちょこちょしてあげる
  • お顔をふいてあげる
  • 唇を触ってあげる

などなど

まずはこのようなスキンシップから始めてみてもらうといいですね(^^)

いきなり敏感なところにいかずに大きなところ(手や腕、肩)から触っていって、だんだんお口に近づいていく(頬→くちびる→口の中)

それからお口の中を触ってみてください

そして、その時もいきなり歯ブラシではなく、まずは指で歯茎をマッサージするのもおすすめです

指を歯ブラシみたいに動かしてあげる(決して力は入れないでくださいね!)

あくまで歯茎のマッサージ。

「気持ちいい〜」と思わせるように、がポイントです。

ここまでできれば、歯ブラシを受け入れてもらいやすくなりますよ(^^)

赤ちゃんの歯ブラシの目指すところはズバリこれです。

赤ちゃんが

「あ~なんかお口の中触られるんて、気持ちいいわ〜」

と思うこと。

「ごろんと横になってお口を開けると、ママが気持ちいいことしてくれるんだー」

となれば、その後大きくなっていくのに歯ブラシを嫌がらなくなります!

そして、

声かけや歌を歌ってあげる、微笑みかけてあげることなどもすっごく大事です

是非、楽しい雰囲気を作ってあげてください

「歯ブラシ気持ちいいね〜、楽しいね〜、上手だね〜」

だけでも十分です(^^)

歯ブラシを掃除の時間ではなく、楽しいコミュニケーションの時間として捉えていただければと思います!

歯ブラシの選び方

薬局にいけば、たくさんの赤ちゃん用の歯ブラシが売っていますね

喉に突き刺さらないようにしなるものであったり、

飲み込まないように工夫されているものであったり

しかし、これらは赤ちゃんが自分で磨く練習をする(あるいは興味本位で自分でやってみたい)時に使用するものと考えてください

それはそれで赤ちゃんに持たせ、仕上げ磨き用のものを別に用意してもらえればと思います

選択のポイントとしては

  • 子ども用のサイズで
  • 歯ブラシのヘッドが小さく
  • 毛はやわらかめ
  • 毛先はなめらか
  • あまり毛の長さが長すぎないもの

になっているものがいいと思います!

具体的にこれは?

というものがあれば、個別にメッセージをいただければ、僕なりの意見をお伝えさせていただきます(^^)

具体的な磨き方

まずは歯ブラシの「圧」からチェックしてみましょう!

  • だいたい100〜150g程の圧で(キッチンスケールで測ってみてください!)
  • ペングリップ(ペンを持つように)で歯ブラシを持って
  • 歯ブラシの先端(半分より先)の部分を使う意識で
  • そして小さい螺旋(らせん)を描くように歯を1本1本磨いてみてください。

まずは自分の爪で練習です

慣れてくれば実践としてパパの仕上げ磨きをしてあげるのもいいかもしれませんね(^^)

赤ちゃんの前歯を磨く時は利き手とは逆の手の人差し指でくちびるを軽く排除してあげるといいと思います。

そして毛先に集中です

「ガシガシ!」はいけません!

「こちょこちょ〜」というイメージでお願いします!

そして、最後に「ベロタッチ」

歯ブラシの先だけを舌の先端、右端、左端を「ちょん、ちょん、ちょん」と触ってあげてください。

これはすごく良い刺激になりますよ(^^)

まとめ

歯ブラシを「絶対にしないといけない掃除の時間!」と思ってしまうとしんどいですね

もちろんプラークはとっておいた方がいいにこしたことはありません。

しかし、それよりもむし歯のリスクを考えて判断していきましょう(➔「子どものむし歯メカニズム」

まとめると

  • お口の中はすごく敏感
  • まずは体を触るスキンシップから!
  • 歯ブラシは毛先を使ってこちょこちょ磨き
  • お歌を歌って、語りかけて、褒めてあげて、楽しい雰囲気で!

こんな感じです😊

では2回にわたって赤ちゃんの歯ブラシをお話しさせていただきました!

少しでもお役にたてれば嬉しいです!

それでは今日はこのへんで!

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