乳歯列期で安定する時期です(詳しくはこちら)。
この頃はだんだんと自我が芽生え始める時期ですので、自分が嫌なことや怖いことはなかなかやろうとはしません。
(この頃の子どもの向き合い方についてはこちらをごらんください💁♂️)
もし今まで歯医者に行ったことがない子がむし歯を作って痛くなり、
「歯科医院」という自分の知らないところに連れて行かれたとしたら…
そして自分では何で連れてこられたかいまいち理解していない…
こんな状況ではなかなか治療は進められません😥
ですので、
これを「自分の知っている場所」にし
歯科医院を「自分の知っているお口をみる人」と認識させておくことは非常に重要です☝️

歯医者は痛くなったらいくところではなく、何もない時にお掃除しにいくところ
として認識していただきたいのです。
お口のお掃除は何も痛くなく、気持ちがいいものです。
むし歯も大きくなる前に指導ができ、小さいうちは削らなくても進行をとめることができます。
そして何より、子どもさんとの信頼関係を築くことができます。

これが私達、小佐々歯科診療所が目指す「子どもの予防歯科」です。
是非何もない時から、歯科医院にはご来院ください。
磨き残しやむし歯のチェックの他、
口腔内のお写真をとったり、
フッ素を塗ったり、
口唇の力を測ったり、
「予防歯科」でできることはたくさんあります。
一生削らずに綺麗な歯を保ち続け、一生自分の歯で噛めるお口づくり
これらは0歳から始まるのです。
4~6歳の子のお口の特徴
この時期は乳歯列が完成しているのでむし歯ができやすいポイントが少し変わってきます(詳しくはこちら)。
奥歯の歯と歯の隙間にむし歯ができやすいので、この時期は日頃の歯ブラシに加え、フロスを寝る前にしてあげましょう
そしてフッ素の使用は重要です。
毎日の歯磨き粉にフッ素は適量入っているか、
歯科医院での定期的な高濃度フッ素を塗っているか、
をチェックしていてください。
そして、この時期は永久歯が生えてくるのに、顎がしっかりと大きくなってくる時期です
乳歯列の時期に歯が重なっていると、顎の成長不全があるかもしれません。
- しっかりともぐもぐ噛めているか
- お口がぽかんと開いていないか
- うつぶせ寝などしていないか
- 歯ぎしり、くいしばりなどしていないか
- いびきをかいていないか
などなど
日々の注意すべき事項はたくさんあります。
もし今まで一度も歯科医院に通ったことがないという子でも、
是非一度検診とお掃除は受けられてください。
きっと
「早く受けておいてよかったー」
となることばかりですよ😊