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こささ歯科こども矯正クリニック

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NEWS

2024.05.08

マイオブレースとプレオルソの違い|小児歯科認定医による解説

みなさん、こんにちは!

小児歯科認定医 院長の小佐々です。

今回はよくご質問いただく、

「マイオブレースとプレオルソの違い」

について書いていきます。

(ただ、個人的な見解も入っておりますので、もしプレオルソをもっと詳しく知りたいという方は、セカンドオピニオンで他院さんでお聞きになることをおすすめします。)

そもそもマイオブレースとプレオルソって?

これらはどちらも「筋機能矯正装置」の一つです。

筋機能矯正装置の歴史は古く、昔は硬くて大きく、つけるのも違和感が大きいものでした。

そのエッセンスを取り入れ、シンプルにしたのが、現代の筋機能矯正装置になります。

プレオルソもマイオブレースと同じように、歯を動かして歯並びを整えるのではなく、口腔習癖を改善させることが目的の装置です。

どう違うの?

まず「素材」です。

マイオブレースは医療用シリコンでできており、柔らかく、適度な力で噛み込むことができます。

一方、プレオルソはポリウレタンでできているので、硬い。

噛み込もうと思っても噛みにくいのが特徴です。

そして大きく違うのが「システム」です。

マイオブレースは日中と夜間の使用に加えて、筋機能訓練が大変重要になっています。

その筋機能訓練をより楽しく、子どもたちが自ら行うように工夫が施されているのがMRCシステムです。

当院ではMRC認定医院であり、アプリなどを使用して体系付けられた筋機能訓練を提供致します。

プレオルソは「プレ(事前の)、オルソ(矯正治療)」というように、元々は「ブラケットなどの矯正治療をする前に、口腔習癖を改善させよう」という目的で開発されました。

なので、筋機能訓練のシステムなどはマイオブレースに劣ります。

下記にまとめた表を記載しておきます!

何かご不明点があれば当院までご連絡ください😌

表は横にスクロールできます。

種類マイオブレース
プレオルソ
対象年齢5~8歳ごろ4~10歳ごろ
メリット・自由に取り外せる
・人前で装着する必要がない
・違和感や痛みが少ない
・歯並びが悪くなる原因を改善する
・将来的に後戻りしにくい
・抜歯するリスクを下げられる
・トレーニングがシステムとしてある
・専用のアプリがあり、子ども自身が楽しく興味を持ってとりくめる工夫がある
・自由に取り外せる
・人前で装着する必要がない
・歯並びが悪くなる原因を改善する
・将来的に後戻りしにくい
・抜歯するリスクを下げられる
・日中のトレーニングが必要ない?
デメリット・装着時間(就寝中と日中1時間)を守る必要がある
・毎日トレーニングしなければならないが、その分プレオルソよりも顎の成長を促しやすい
・お子さまの努力とご家族のサポートが必須である
・適応できないケースがある
・装着時間(就寝中と日中1時間)を守る必要がある
・お子さまの努力とご家族のサポートが必須である
・適応できないケースがある
・マイオブレースより硬く、違和感が強い
素材シリコン(ポリウレタンより柔らかい)ポリウレタン
当院での取り扱い✕(マイオブレースの方が効果が高いと感じるため)
費用治療費:550,000円当院での取扱なし
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